【音楽の話がしたい 01】 Fabio Caramuru / EcoMusica

おやすみ図書とは関係ないけど、最近聴いている音楽について。

私には音楽の話が出来る友人がいません。
別に語りたいわけではないのでそれはいいけど、一緒に聴いてくれる人がいればいいのになと時々思います。

というわけで、誰に言うこともできない音楽の感想を時々こちらで書ければ嬉しいなと思います。

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Fabio Caramuru / EcoMusica


ここ最近はFabio Caramuruの音楽を一番聴いています。ひんやりしたピアノの音と野鳥や虫の声が心地が良いです。


懐かしい記憶の中にいるような、大きい氷のそばにいるような、冷んやりとした感じがします。
まるで自分が岩に染み入る虫の声になってしまった気がしますし、蛙飛び込む水の音になったような気もします。
不思議な感覚になる音楽です。

それぞれの曲が美しいのに聴いている途中「無」になってしまう事も、申し訳なくも面白く思います。気絶はしていないはずだけど、意識は飛んでいるのかもしれません。アルバム「ecomusica」は気づくと次の曲になっていて、違う獣や虫の声が鳴いています。その度に、違う波の上にたゆたっている感じがします。