2023-01-01から1年間の記事一覧

【音楽の話がしたい 02】 Bill Evans / Everybody Digs Bill Evans

数年前ビル・エヴァンスのドキュメンタリー映画を観てからというもの、 「あ、鳥だ」 と思うとビル・エヴァンスの「peace piece」が脳内で自動再生されるようになった。 水面がたゆたうような印象を与える、穏やかで美しい曲だ。 それでいてメロディを奏でる…

おやすみ図書25冊目『たのしい川べ』ケネス・グレーアム

おやすみ図書の25冊目は、まさに「たのしい川べ」なこちらの本に致しましょう。 何が良いかって、まずこの邦題です。 ど直近って本当に良いなあ。だってこの本は本当に「たのしい川べ」の話なんですもの。 静かな午前、ゆっくりとした日の午後、寝入り前のう…

おやすみ図書24冊目 『吾輩は猫である』夏目漱石

前回でせっかく漱石の話が出てきましたので、おやすみ図書24冊目はこちらの本に致しましょう。 この本は夏目漱石の処女小説であるだけではなく、日本を代表する名著のひとつでもあります。 そしてまた、出不精文学の金字塔ともいえるでしょう。 …………………………………

おやすみ図書23冊目 『子規のココア・漱石のカステラ』坪内稔典

おやすみ図書の23冊目は、正岡子規研究家であり俳人でもあるという著者のこちらの本にいたします。 おやすみ前にもおすすめですし、ちょっと一休みしたい時、甘いものをつまみながらこの本を読むのなんていうのもおすすめです。 ……………………………………………………… 『子…

【食べることと飲むこと 01】瓜

近所の八百屋で瓜を買った。 瓜はいつ食べても、少し寝ぼけた味がする。 寝ぼけてるくせに、メロンのように香りは甘い。 種を取っている時、一層甘い香りが濃くなって、夏だなと思う。 しかし、切り方はこれで良いのだろうか。 違う気がする。 もう少し、な…

【音楽の話がしたい 01】 Fabio Caramuru / EcoMusica

おやすみ図書とは関係ないけど、最近聴いている音楽について。私には音楽の話が出来る友人がいません。別に語りたいわけではないのでそれはいいけど、一緒に聴いてくれる人がいればいいのになと時々思います。 というわけで、誰に言うこともできない音楽の感…

おやすみ図書22冊目 『りこうすぎた王子』ランドリュー・ラング

王子さまと一言で言っても色んな人がいるものです。 おやすみ図書の22冊目は王子さまつながりで参りましょう。岩波少年少女文庫より、こちらの本にいたします。 王子様 ドラゴン退治 魔法 と古からの物語ワクワクフォーマットをきちんと踏襲しているにもかか…

おやすみ図書21冊目 『星の王子さま』サン=テグジュペリ

おやすみ図書の21冊目はこちらの本に致します。 ほとんどの人が「昔この本を読んだよ」と話すにもかかわらず、ほとんどの人がこの本の内容を忘れています。 でも、何か大切な事が書かれていた気がすると言うのです。 それはさておき、きちんと読み返すと細か…

おやすみ図書20冊目『ポエトリー・ドッグス』 斉藤倫

おやすみ図書の20冊目はこちらの本にいたします。 静かに読んでも良いけど、この本なら音読してもいいかもしれません。 ……………………………………………………… 『ポエトリー・ドッグス』 斉藤倫 講談社 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||fu…

『チャペックの こいぬとこねこは愉快な仲間』 ヨゼフ・チャペック

おやすみ図書の19冊目は、こどもにもおとなにもおススメなこちらの本にいたします。 ……………………………………………………… 『チャペックの こいぬとこねこは愉快な仲間』 ヨゼフ・チャペック 文と絵 いぬいとみこ・井手弘子 訳 河出文庫 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.Moshim…